付き合うべき人、距離おくべき人 〜思い切って距離を置こう!!〜
東洋思想において陰陽五行論という考え方があります。
古代東洋人は自然界(宇宙)エネルギーは5種類(質)で出来ていて、現実に起こるどんな現象も、この5つの質と全ての事象には裏と表があるという陰陽論で説明ができることを見出しました。
人間も自然界の法則に沿って生きているので、この法則から外れることはないのです。
この5種類の質はある質に対しては生かされるのに、別の質からは駄目にされてしまうという、それぞれに相性があります。
例えば、木の質に対して、水の質は自分を育ててくれる質となりますので相性は良いと考えます。
逆に火の質に対しては、水の気質は自分を消されてしまう質となりますので相性は良くないと考えるわけです。
同じ気質でも相手によって、良くも悪くもなってしまい、すべての質に対して良い気質もなければ、悪い気質もなく、5種類が生かす、剋するで循環している関係となります。
これを人間にも当てはめることができるので、気質を割り出せば、各々の相性を知ることが可能になるのです。
この法則からすれば、付き合うべき人は生かし、生かされる関係の人となるわけでね。
人生がスムースに生き生きと歩まれているかたは間違いなく、これに気づいて自然とその関係を作っているかたです。
逆に駄目にされてしまう関係の人とはなるべく距離おくことが必要となります。
一見、気が合い相性も悪くないような関係でも本当の意味で良いとは限りません。
逆に「とても怖そうで近寄りがたい人だなー」と思っていても、自分の成長のために欠かせない人だったりすることもあるのです。
これらは身内、他人と関係ありません。
さすがに身内では完全に関係を断つことは難しいのですし、仕事においても、上司や部下、同僚を選ぶことはなかなかできませんよね。
そんな状況であれば、必要以上に距離を縮めないこと。
それとコミュニケーションのカテゴリーでもお話しております方法も使いながら関係を保つのがいいです。
友達や知り合い、パートナーなどに関しても、自分を駄目にしてしまう質の人とは関係を断つことが必要です。
それにより、今まで感じていた違和感や停滞感が晴れてゆき、自身の気質が良い方向に稼働し始めます。
大事なことは適切な距離感!
このバランスがとれることで必要以上に自分が傷つくこともなく、相手のことも尊重した気持ちで接することができるようになります。
ぜひ、自己プロファイリング(自己分析)でしっかり見極め、勇気を出し関係性を改め、自分らしい人生を歩んでいきましょう!