自己プロファイリング (自己分析)〜貴女にはたくさんの顔がある〜
自分のことわかってますか?
『自分のことは自分が一番わかっているわ!』
『意外と自分のことってわからないんですよね』
この質問に対しての答えは結構、分れると思います。
皆さんはいかがですか?
大概は今まで生きてきた中でおおよその自分の性格などは自覚しているとは思います。
でも実は自分自身のほんの一部しか理解してない人が多いのです。
例えば、
よく耳にしますよね。
これはなぜかというと
相手が自分自身の側面からしか見ていなかったということ。
でもそれが間違っていたかというと、そうではないんです。
なぜならその側面もあなた自身の一部だからなんですね。
自分自身が思っている性格などはあくまで自分自身から見えている側面で他人からはそうは見えていないことが多くあります。
例えば、仕事ではやっぱり仕事モードで人と接すると思いますので本来の自分をすべてさらけ出してはいませんよね。
ママ友のお付き合いでも本当の自分をすべて見せることはないと思います。
極端な話、親兄弟でさえ本当の自分が理解されてないこともあります。
ようは相手によって見せる顔が違うわけですね。
でも相手はその見せる側面からどんな人かを判断していきます。
その側面と本来の自分が認識している気質にギャップが大きいほど、先ほど挙げた例のような戸惑いや誤解が生じることとなります。
その違いがゆえの摩擦により起こる問題を解決するうえで心理学の分野では【ジョハリの窓】という概念が有名です。
自己を4つの窓【フレーム】に分類して
・自分も知っているし
他人も知っている窓
・自分は知っているけど
他人は知らない窓
・他人は気づいているけど
自分は気づいてない窓
・自分も気づいてないし
他人も気づいてない窓
この4つのズレに気づくことで、そのズレを理解し他人の認識を受け入れコミュニケーションを円滑にして対人関係によるストレスを軽減していく手法があります。
また古代東洋の自然科学思想から生まれた運命学の観点からでは
・自分の本質の顔
・社会における他人に見せる顔
・親や目上の人に見せる顔
・子供や目下に見せる顔
・配偶者や兄弟に見せる顔
といろいろな面があるとされています。
外向きの顔があるとわかっていたけど、まさかこんなに細かく違っていたんだ!と思いませんか?
このそれぞれの顔はすべて貴女自身の顔(気質)なんです。
今までたくさんの方とお話をしてきて感じたのは、このいろいろな顔(気質)を自覚している方と気がつかれてない方とさまざまだなーと感じています。
僕がしたプロファイリングをもとにお話をさせていただくと、まず8割、9割の方がご自身の気質をどんどん当てられるので、驚かれたり、納得されます。
しかしなかにはピンとこないかたも、もちろんいらっしゃいます。
それは自分の気質に自覚がない場合や、もしくはまだその側面(顔)が内在しているものの、表面化してないことで認識ができないこともあります。
また、これまでの環境が自分自身の気質を抑え込んでしまっていた可能性もあります。
歳を重ねるごとに自身のいろいろな側面が稼働し始め、自覚されていくのですが場合によってはそれに気づかず一生を終えることもあるわけです。
今までお会いした方で、「この方は人生を充実して過ごされているなー」と思う方は、しっかり気質にあった身の振り方をしています。
反対に気質に合わない身の振り方をしていると、物事がスムーズに行かず、常に違和感やストレスにさらされている状況となるのです。
どれだけ適材適所に身を置き、自分らしい振る舞いをすることでストレスの少ない人生を歩むことができるか。
まさに自己プロファイリング(自己分析)が鍵となり自分らしく生きる扉を開けることが可能になるのです。
まずはその第一歩として、自分自身を客観的、多角的に知ることから始まります。
今後は自己プロファイリング(自己分析)によってもたらされるさまざまな効果をお伝えしていきます。
次の章
人生のカラクリがそのスタートとなります。