皆さん幼児期の悩み、ありませんか? 〜実はお子さんのその行動、才能でもあるのです〜
ある大手教育会社の幼児期の子を持つ親のアンケートによると2人に1人が子供の将来に不安を持っているということでした。
また子育てにおける、具体的な悩みでいうと
子供が注意をしても直らないときなどは思わず
怒鳴ってしまう
自分のしつけ方や褒め方・叱り方が適切なのか
自身がない
自分のしつけ方に自信がない項目に関していえば、7割のかたが悩んでいるという結果がでていました。
確かに僕自身の子育て経験としてもそうですし、相談を受けたときもこの事が悩みの内容として多いことを実感してました。
幼児期と一括りにいっても1、2歳から6歳位までと幅があるので言葉によるコミュニケーションの取れ方が違うだけで悩みがかわってくることもありますね。
まずあるパターンがまだそれほど言葉が喋れない月齢の場合
まだ喋れないがゆえに、お互いの意思疎通が上手くいかず悩むこともしばしば........
何を思い、考えているのかなーと一生懸命にわが子の気持ちになり理解しようと頑張りますよね。
さらに月齢が進むと本人の性格や行動に特徴がでてきます。
そこで他のお子さんとの比較で心配する要素もでてきたりしますよね。
ここで例として僕の娘の時のお話をさせていただきます。
娘が2、3歳位の時、家族で外食したときのことでした。
このくらいの月齢になると普通に椅子に座って食事をするようになりますよね。
またある程度、自分の意思で歩きまわることもできます。
とにかく娘は落ち着いて食事を取ることができませんでした。
周りを見ると、同じくらいの月齢の子はしっかり椅子に座って食事をしている子が多いのに........。
家内は「うちの娘は大丈夫だろうか?」と常に心配しておりました。
しかしその時、すでに娘のプロファイリング(自己分析)はしておりました。
分析から解っていたのが通常よりも感受性が高くものごとに敏感になる気質であるということ。
敏感であるとはある意味、周りのことにとても気がいってしまうことでもあります。
ですので食事に集中できず普段の雰囲気でない環境では周りが気になってしょうがなくなり落ち着きがなくなってしまうのです。
僕としてはまだこの月齢を考えたら、親の教えよりも気質のほうが勝ってしまい行動が強く出てしまうのだろうなと考え、家内には常に
「大丈夫だよ!」と伝えておりました。
ここが大事なポイントになりなす。
知らなければ悩みの種になってしまうところが、プロファイリング(自己分析)によって本人の気質を客観的に知ることで必要以上に悩まずに済むのです。
特にまだ言葉としてのコミュニケーションがしっかり取れない場合のはなおのことです。
これも人より敏感だからしょうがないと思えるか、なにも知らずノイローゼになってしまうかでだいぶ違いますよね。
その後、娘は成長に伴い敏感な感性が良い形で活かされ始めました。
ある日、「パパ、プレゼントだよ!」と一枚の折りたたまれた紙を渡されました。
当時の月齢になると、かわいい便せんにお手紙を書くのが楽しい時期になり、「パパありがとう」とか何かを書いては「はい!」と渡してくれていました。
いつもの手紙だと思い、開けてビックリ!
非常に繊細に描かれていたお花の絵だったのです。
細部にまで細かな描写がされており、思わず「自分で描いたの!?」と娘に聞いてしまいました。
そうしたらこの写真を見ながら描いたよ!と
この時、娘の気質が良い形で開花し始めたと感じました。
それから夫婦ともに娘のこの気質を才能として伸ばせるよう応援しています。
娘の例でお話させていただきましたが、他にも例えばリーダー気質のお子さんや何かコツコツと探求することが得意なお子さん、おおざっぱで気にし過ぎることのないおおらかなお子さんなど、本当にさなざまなことがわかります。
ここでいえることは、どんな気質であっても一長一短であること。
最初はマイナスに感じることも裏を返せば、長所になります。
お子さんのプロファイル(自己分析)をすることで、お子さんの気質や行動の理解が深まります。
心配することからこの気質を伸ばしてあげる事への楽しみに変わっていくのです。
ぜひプロファイリング(自己分析)を活用しお子さんの成長を見守っあげてはいかがでしょうか。
【自己プロファイリング】もぜひご参照ください。